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冬の乾燥肌対策を考える!ECCOLOGおススメ5選

ドイツで乾燥肌は<Trocken Haut>と言われ、乾燥肌は日本でもドイツでも共通の悩みの一つです。日本より気温が低くて、湿度が低いため、日本にいたときは気にならなかったお肌の状態に悩まされる日々です。

作成日: 2017-12-1

© Photographed by Rewat Wannasuk

皮膚が乾燥してカサカサになったり、かゆみを伴ったりする乾燥肌。乾燥肌が進むと炎症を伴う湿疹ができる場合があり、それを掻くことで悪化したりします。

乾燥肌の原因?

乾燥肌の原因として考えられるのは、間違ったスキンケア、エアコンの使用、偏った食生活や睡眠不足などの生活習慣、気候や環境などが挙げられます。 肌表面の水分が減って皮膚の乾燥が進むと、角質を壊してしまうため、外からの刺激を受けやすくなります。寒くなると血行が悪くなるため、汗や皮脂の分泌量が減ってお肌のバリア機能が低下します。さらに、お肌が新しく生まれ変わるターンオーバー機能が低下してしまうので、細胞が未熟なまま角質層となり乾燥肌が進みます。

© Photographed by Pixabay

気づかないうちに乾燥が進んでいるかもしれない現状を少しでも和らげる対策をご紹介します。

1. 洗顔の見直し

毎日する洗顔は洗顔の仕方によりお肌の状態に影響を与えます。次の点をチェックして洗顔を見直してみましょう。
・朝はぬるま湯だけで洗う ・ゴシゴシこするように洗わない ・熱いお湯や冷たい水で洗わない
・ぬるま湯で素早く、十分にすすぐ
必要以上に洗うことで皮脂が余分に取れてしまい、お肌を乾燥させてしまいます。ドイツの水は硬水のため肌への負担が多きく、拭き取り化粧水を使うのが主流です。

2. 保湿

スキンケアの順番が違うことでお肌のトラブルにつながることがあります。洗顔をした後は保湿が大事です。まずは化粧水でしっかりと水分を補給しましょう。その後、乳液やクリームなどの油分でフタをしてお肌が乾燥する前に潤いを閉じ込めます。

3. バランスの良い食事

体の内側からお肌を健康に保つ栄養素となるビタミン(A,B,C,E)、セラミド、タンパク質を十分に摂りましょう。タンパク質・ビタミンE・セラミドを豊富に含む納豆、脂質・タンパク質・セラミドを含む乳製品、各ビタミンを豊富に含む緑黄色野菜、お肌の健康に不可欠なビタミン類(B2,B6,C)を含むハチミツなど、美しいお肌をつくるにはバランスのよい食事が大事です。また、冬など乾燥する季節にはこまめに水分を摂って、新陳代謝を促すように心がけましょう。

4. 入浴方法を見直す

入浴やシャワーの時には熱いお湯で長時間入るのは控え、スポンジやナイロンタオルでゴシゴシと必要以上に擦らないようにしましょう。手で洗っても十分に汚れは落ちます。体も顔も角質層は薄くてデリケートなため、体も顔と同じように優しく洗いましょう。洗う時は石鹸やボディソープを使いすぎると乾燥肌につながります。そして、入浴やシャワーの後はお肌がまだ湿っているうちにボディローションでしっかり保湿することが大切です。

5. 睡眠とストレス

質のよい睡眠が取れないとお肌のターンオーバー機能が低下すると言われています。成長ホルモンの分泌が盛んになるのは、眠り始めてから3時間くらいまでの深い眠りの間です。ストレスによって良い睡眠時間が取れないと、成長ホルモンの分泌に関わるため、出来るだけストレスを溜め込まないよう発散方法を見つけましょう。

乾燥肌の予防には保水をして皮膚の水分を保ち、保湿をすることが基本です。スキンケアや生活習慣を見直して、潤いのあるお肌を目指しましょう。


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