2018年も残り1ヶ月となりました。もうすぐ、クリスマスということもあり、2回あると言われるドイツのクリスマスにまつわるお話をお届けします。
作成日: 2018-11-30
もともと、サンタクロースの物語は伝説上の聖人である聖ニコラウスの物語から始まったと言われています。ドイツでは12月6日に 「聖ニコラスの日」を祝います。 そう、ドイツの子供たちは12月6日と12月24日の2回、プレゼントが貰えるんです。 子供たちは12月5日の夜に、自分たちの靴を綺麗に磨いて部屋のドアの外に置いておきます。よい子には聖ニコラウスからお菓子などの嬉しいプレゼントが貰え、プレゼントは靴の中に入っています。 そして、聖ニコラウスは毛皮またはワラなどで体を覆っている従者を一緒に連れています。黒サンタと呼ばれる従者の名は、クネヒト・ルプレヒト。 悪い子は彼から袋で叩いてお仕置きをされたり、袋に入れて連れ去って懲らしめるという、何とも怖いお仕置きが待っています。 子供たちの一年間の様子が書かれた本を聖ニコラウスが持っているので、子供たちはドキドキの一夜を過ごしそうですね。
そして、12月24日には、サンタクロースがやって来てくれる日です。 この日に向けて、子供たちは「ヴンシュツェッテル」と呼ばれるウイッシュリストを書いて、サンタクロースがプレゼントを持ってきてくれるのを楽しみにしています。 また、一般的に子供たちだけがプレゼントをもらえるのではなく、家族同士がお互いのプレゼントを用意して贈りあう習慣があります。 今年は11月14日からサンタクロース専用の郵便局がオーブンしました。Himmelpfortという「天国への扉」にあります。 3度目のアドベント(今年は12月16日)までにウイッシュリストを送ってねとのことですので、もしかすると、ドイツのサンタクロースから手紙が届くかもしれませんね!
ドイツのサンタさんへのお手紙はこちら:
An den Weihnachtsmann
Weihnachtspostfiliale
16798 Himmelpfort
それでは皆さま、素敵なクリスマスをお過ごしください。